創業の想い

創業の想い

「なんで自分の好きでもないものを周りから押し付けられなければいけないのだろう」 

これが私の起業のきっかけであり、原点であります。小学生の時に友達から当時はやっていた音楽を聞くように勧められたのですが、私は音楽は好きではなかったので、その勧めは断りました。そして、その時の勧められ方が「その音楽を聞くのが当然」というある種の圧力を持って勧められたため、私はとても違和感を感じておりました。

その後は中学、高校と野球に明け暮れ、高校では甲子園を目指して勉強そっちのけで練習をしていました。大学では体育会のラクロス部に所属し、日本代表選手となって世界で戦うことを目指して活動を行ってきました。そして、社会人ではヤマト運輸株式会社に入社し、日本を変えるような大きな仕事がしたいと思い、日々を過ごしておりました。 

しかしながら、いつしか自分で起業をして社会をもっとよく変えていくような仕事がしたいと思うようになりました。これは私の個人的に感じることですが、日本は「個性を発揮しなさい」とメッセージは発しますが、その個性は経済合理性を高めるような個性であれば認められますが、それ以外の個性は認められていないような気がします。日本社会は同一であることを求めているようにも感じられます。社会の同調圧力がある、そう言いかえることもできると思います。しかし、個性は個人の特性ですが、個人の特性なのに、社会から規定されるのはおかしいのではないかと思っています。社会システムを円滑に運営することが中心となり、個人が押し殺されて、社会が運営されているような気がします。『社会のための個人ではない』そう強く思っています。本来であれば個人があって、そのような個人同士が集まる中でうまく機能をしていくために作られるのが社会だと思うのですが、今の日本は順番が逆になっている感じがします。個人が中心となり、個人が生きがいを追求する中で社会が形成される、そして、社会に参加する個人が変化すれば社会も変化していく、そのようなあり方が理想なのではないかと思っています。

そのように個人が出発点となる社会が作りたい、個性が個性として認められ、経済合理性ではなく、その人自身の個性が輝き、そして、その個性を認め合える社会を創りたい、私はそのように感じるようになりました。そのために、何をすればいいのかを探していた際に、今の仕事を見つけるようになりました。

正直に申し上げると、もともと障がい者向けグループホームがやりたかったわけではなかったのです。私はただ、『もっと良い社会を創りたい、そのために何かしたい』と思っていた時に、この仕事に出会いました。そして、日本の障がい者支援の歴史を学んだ時に、私でも何かできることがあるのではないかと思うようになり、起業を決心するようになりました。

何十年も福祉を経験しているわけではありません。しかし、経験が少ないからこそ、既存のやり方に縛られすぎることなく良いサービスを提供できると信じております。私たちよつばは、まだまだ駆け出しですが、次の社会を作り出すことを目指して社員一丸となって取り組んでおります。

一般社団法人よつば
代表理事   水谷 康晃

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